錦クラブの一日(例会の様子)


開会宣言

スクリーンを使って

プロ講師をお招きして

開場に季節を添えて 

時間配分まで細かく書かれたアジェンダ

(進行表)

インスビレーション

 会の冒頭に 担当の会員が短文を読み上げます.これは「インスピレーション」と呼ばれ、平たく言うと、音楽の前奏、あるいは落語の枕 のようなものです。

それによって、会員が例会に臨む気持ちを整えます。内容は、自作他作を問わず、詩であったり、小説の引用であったりと、すべて担当者に任されています。

ビジネス

 続いて会長の挨拶、出欠確認(ロールコール)、定足数の確認、前回例会の議事録朗読と承認、会計報告、、と、会長が議長として議事を進行させます.これらの議事はすべてITCが定めるロバート議事法に則って進められます.

前半のきっちりした議事(ビジネスと呼びます)を終えると、後半はプログラムに移ります

プログラム

 プログラムもまた、ITCの特色として、提携のものが用意されています.

例えば、何かを見せながら話をする「show & tell」、いわゆる自己紹介「Get Acquainted Speech」、「story telling」などなど。それに限らず、まったく独創的なアイディアや、自由な発想で用意されるプログラムはITCの醍醐味であり、同時に担当者の腕の見せ所です。話を聞いたり、話したり、驚いたり納得したり、様々な形のコミュニケーションが繰り広げられます.

総評

 そして、プログラムが終わり、例会の締めくくりは、「総評」と「タイムの報告」です。「総評」では、例会の進行のすべてを評価します。評価する側もされる側も、その一言一言に緊張するひとときです。


タイムの報告

 「タイムの報告」では、インスピレーションからプログラムまで、すべての発言、進行の時間を計時した結果を発表します。例会一週間前に役員会を開催し、アジェンダと呼ぶ進行表にそって時間を割り当てます。例会当日、その時間通りに遂行したかどうかを数字で見ることで、議事進行の準備についての反省材料となり、以降の例会に反映されていきます。時間通りに議事進行するため、例会の準備段階から、すでに学びは始まっているのです